毎年いろんなタイプの日焼け止めの新商品が発売されますが、「いったい何がいいんだろう?」そう悩むことはありませんか?

SNSで人気の日焼け止めでも、敏感肌の私に合わない・・・
最近ではいろんな機能がついた日焼け止めが増えています。たとえば、肌がキレイに見える色付きの日焼け止めや、ウォータプルーフ、石けんで落ちる、などなど。。
でも日焼け止めの基本は全部同じ。まずは基本をおさえて、自分に合った日焼け止めを探してはみませんか?
この記事では改めて基本中の基本を紹介します。おさらいしてみてくださいね。
【超基本】紫外線の種類 UVA、UVBとは?

UVA(紫外線A波)
波長が長いため、肌の真皮まで届きます。シワやたるみなどの原因になります。また、波長が長いため家の中にいても日焼ける原因に。天気や季節に関係なく降り注いでいるため、1年中日焼け止めが必要な理由はこのためです。
UVB(紫外線B波)
UVAほど波長が長くないため真皮まで届きませんが、肌の表面で炎症を起こし、やけどのような症状になります。ビーチで肌を焼くと赤くなってヒリヒリする原因です。また、シミやそばかすの原因になるのがUVB。UVBは4月頃から強くなるため、春先から注意が必要になります。

UVAはじわじわダメージ、UVBは早いダメージってイメージなんだね
改めておさらい!「SPF」「PA」とは?

SPFとは?
肌に炎症を起こすUVBを防ぐ指数です。SPFは数字が大きいほどUVBを防ぐ効果が高く、SPF30よりSPF50のほうがUVBを防ぐ効果が高くなります。
PAとは?
UVAを防ぐ指数です。+で表し、PA++++が最も高い効果になります。
たくさんの商品の中から日焼け止めはどう選ぶ?

UVA、UVBどちらもしっかり防ぐには、普段からSPF50・PA++++を使用すればいいのかな?
日焼けしたくないあまり、SPF50・PA++++の日焼け止めばかり使っていませんか?
紫外線を避けるには、効果が高い日焼け止めを選ぶよりも、使うシーンに合わせて選ぶこと、塗り直すことが大切になります。
たとえば・・・
・家で過ごすとき、近所への買い物、通勤、街へのお出かけ → SPF30・PA++〜PA+++ ・海などの日差しの強い場所、雪山、アウトドア、屋外でのスポーツ → SPF50・PA++++

でも、メイクしていると塗り直しってぶっちゃけ面倒w
メイク直しをするついでに塗り直す習慣をつけてみましょう。スプレータイプの日焼け止めもありますが、吸い込まないように注意が必要です。
また、同じSPF、PAでも商品によって日焼けしやすい・しにくいものがありますし、人によって肌に合う・合わないもあります。配合している成分が異なることや、高いSPFのものほど肌荒れしやすいという人は多いようです。敏感肌やアトピーの方は日焼け止め選びに慎重になりますよね。
「ノンケミカル」日焼け止めって一体なに?

明確な定義はありませんが、日焼け止めにおいてのケミカル(化学)フリーとは、「紫外線吸収剤」を使用していない製品をいうことが多いです。日焼け止めを使用して肌荒れする原因に紫外線吸収剤が合わないことが挙げられます。
日本での紫外線吸収剤は成分表に「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」と記載されています。現在日本で販売されている日焼け止めの大部分に使用されています。
紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めは、代わりに「紫外線散乱剤」を使用しています。
紫外線散乱剤の代表 ・酸化チタン ・酸化亜鉛
日焼け止めで肌荒れしやすい人は、紫外線散乱剤を使っている日焼け止めを選んでみるのも1つです。
ケミカルフリーについてはこちらで解説しています。
紫外線散乱剤のそれぞれの特徴についてはこちらから。
まとめ
毎年新しい日焼け止めが発売されますが、基本はすべて同じです。
- 使うシーンによって日焼け止めを使い分ける
- 敏感肌の人はケミカルフリー日焼け止めを選んでみる
自分に合った日焼け止めを選んで、美肌を目指していきましょう!