【世界の海でOK】海に優しい日焼け止め13選

レビュー

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海に優しい日焼け止めはすぐに焼けちゃうイメージ

顔が真っ白になっちゃうのも恥ずかしいなぁ

これまで海に優しいノンケミカル日焼け止めのイメージは、こんなものが多いのではないでしょうか。

私が過去に使った日焼け止めは、耐水性がなくすぐに日焼けてしまったり、ベタつきがすごくて使いづらかったり……海ではとても使えないと思った経験があります。

しかし、あれから10年以上たった令和の時代。

耐水性や使用感の問題がクリアされ、従来のケミカルな日焼け止めと遜色ないノンケミカル日焼け止めが数多く誕生しています。

Ben
Ben

優しさと強さを両立した日焼け止め、最近増えていますね

また、ハワイやタイなど一部の国や地域では日焼け止めに関する法律ができたり、エコツーリズム、サステナビリティに対する関心が高まったりといった背景から、海に優しい日焼け止めへの注目度が上がっています。

そこで、この記事では

  • 海にも肌にも優しいけど、焼けない日焼け止めがほしい!
  • ノンケミカル日焼け止めで、ウォータープルーフの日焼け止めはあるの?
  • 本当に海に優しい日焼け止めってどれ?

こんなふうに思っている人に使ってみてほしい、おすすめの日焼け止め13選をご紹介します。

おすすめ順に紹介していますので、ぜひあなたにぴったりの日焼け止めを見つけてみてくださいね。

海にも人にも優しい!おすすめの日焼け止め13選

Ben
Ben

海に優しいということは人にも優しい♪

だから、敏感肌の人にもおすすめです

この記事でオススメする日焼け止めは、当サイトが独自につくった環境負荷レベル★4〜★2に当てはまるものから選出しました。

  • 独自基準★4〜★2の日焼け止め(最低でもハワイで使えるレベル)
  • 水や汗に強いウォータープルーフ仕様
Ben
Ben

海で使うならウォータプルーフは必須!

独自の環境負荷レベルについて少しご説明します。

環境負荷レベルは★4〜★1の4段階とし、★2はハワイで使える(オキシベンゾン、オクチノキサート不使用)レベルを指しています。

こちらの記事で、独自基準についてさらに詳しく解説しています。

興味があればぜひご覧くださいね。

絶対見てほしい3つの日焼け止めはこれ!

私は、日焼け止めだけでなく肌につかうものは、【シンプルで全成分の数が少ないこと】をいちばん大事にしています。

★4のなかで最もおすすめの日焼け止めは、シンプルで全成分の数が少なく、成分を見てどんなものが入っているか一目瞭然。ケミカル成分を完全に避けたい人におすすめです。

また、この3つは日焼け止めの法律がいちばん厳しいパラオでも使用OK

Ben
Ben

あなたは3つのなかでどれが気になりますか?

1.CORALILY サンゴに優しい日焼け止め(SPF50+/PA++++)

サンゴに優しい日焼け止めは、当サイトの独自基準により★4
サンゴに優しい日焼け止め
ブランドCORALILY
定価(税込)3,273円(81.82円/1g)
容量40g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛(ノンナノ)
特徴全成分10種類のみ

ケミカルな成分を一切ふくまないのにSPF50+/PA++++、ウォータプルーフの日焼け止めです。

いちばんの特徴は、全成分が10種類のみというシンプルさ!

ゴマ種子油・酸化亜鉛・ヤシ油・ミツロウ・シア脂・ホホバ種子油・ラベンダー花油、セイヨウハッカ油・ユーカリ葉油・ニオイテンジクアオイ花油

引用:公式ページ

Ben
Ben

全成分が少ないと、何が自分に合わない成分なのか予想しやすいメリットがあります

日焼け止めとは思えない爽やかな香りで、ずっと嗅いでいたいくらいいい匂い〜!

セイヨウハッカの効果で肌に塗るとわずかにスースー感を感じます。(目のまわりに塗ってもヒーヒーすることはないですよ)

ほんのり清涼感は夏場にうれしいですよね。

また、ユーカリは鼻水や鼻づまりにも効果的なので、花粉で鼻がムズムズする時期にも良さそうと思いました。

夏だけでなく1年を通して活躍しそうです。

Ben
Ben

さらにユーカリは虫除け効果もあり、蚊から肌を守ることもできます♪

注意点

精油は子どもに刺激となる場合があり、特にセイヨウハッカは刺激が強い分類に入ります。

サンゴに優しい日焼け止め公式の商品説明には、「6ヶ月の赤ちゃんから使用可(パッチテスト推奨)」とありますが、私は小さな子どもに使用することをおすすめしません

その理由は、精油の配合量まで明記していないため。精油の正しい知識がないと、素人では判断が難しいです。

また、大人でも肌が弱い方はセイヨウハッカやユーカリでかぶれを起こす場合があります(実際に私も肌が赤くなりました。良い商品なだけに残念……)

心配な方はパッチテストをしたり、まずはお試しサイズを購入したりするなどしてみましょう。

【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
バームタイプが
使いにくい、爪に入る
⇒ スパチュラがあると便利
白浮きが気になる⇒ よく塗り込むと気になりにくい
⇒ ベージュタイプが新登場!
温度によって
塗りにくい
⇒ 植物油(ホホバオイル等)を少量足すと◎
参考:公式ページ
セイヨウハッカや
ユーカリが刺激になりやすい
⇒ パッチテスト推奨
【推しポイント】
全成分10種類のみ!地球への負担が少ない日焼け止め
想像しているよりもベタつきは少なめ
容器がかわいくて、プラスチックフリー!
自然のふんわり良い香りに癒やされる
小さいサイズもあるからお試しできる
石けんやボディソープで落とせる

さらにこちらで詳しくレビューしています。

2.ALL good サンスクリーンバター(SPF50+)

オールグッドサンスクリーンバターは、当サイトの独自基準により★4
サンスクリーンバター
ブランドALL good
価格(税込)2,145円(76.61円/1g)
容量28g
SPF・PABroad Spectrum SPF50
PA記載なし
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛(ノンナノ)
特徴全成分6種類のみ

カリフォルニア発エコロジカル・ボディケアブランドのALL good。

こちらの日焼け止めも全成分6種類のみ、オーガニック認証を取得した成分を使っています。

ヤシ脂(※)、酸化亜鉛、ミツロウ(※)、ホホバ種子油(※)、トウキンセンカ花エキス(※)、トコフェロール

引用:公式ページ (※)オーガニック認証成分

また、トウキンセンカ(カレンデュラ)は自社農場で有機栽培したものを使用。

Ben
Ben

オーガニック認証を受けるには、化学肥料を使用しない・除草剤など使用していない土壌で栽培するなど、厳しい条件があります

先述のサンゴに優しい日焼け止めと似ていますが、ALL goodサンスクリーンバターのほうがクリーミーな感触です。

個人的にはALL goodサンスクリーンバターのほうが塗りやすいですが、多少ベタつく感じもあるので、好みで分かれるところ。

また、サンゴに優しい日焼け止めよりも白浮きしやすいなと感じました。

よく塗り込むか、ティントタイプを使うのをおすすめします。

【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
バームタイプが
使いにくい
爪に入る
⇒ スパチュラがあると便利
白浮きが気になる⇒ よく塗り込むと気になりにくい
⇒ ティントタイプを使う
クリーミーで油分が
気になる人もいるかも
⇒ パウダーを併用する
⇒ 顔が気になる場合、からだ用にする
缶のまわりが
ベトベトになりやすい
⇒ 使用後はさっと拭いておけばOK
※真夏に中身が溶け出ることはなし
【推しポイント】
安心の全成分6種類のみ!
生分解性なので、自然界で分解される
ふんわり甘い香り(何の匂いかはわからない)
耐水時間80分で海でも安心
石けんやボディソープで落とせる
よく伸びる、コスパよし

さらに、こちらで詳しくレビューしています。

\ホワイトはこちら/
\ティントはこちら/

3.リトルハンズハワイ ミネラルサンスクリーン(SPF35)

リトルハンズハワイのパッケージと中身
リトルハンズハワイ
ミネラルサンスクリーン【クリア】
価格(税込)4,290円(44.68円/1g)
容量96g
SPF・PASPF35 PA記載なし
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛(ノンナノ)
特徴全成分8種類のみ

ハワイ在住の夫婦が、子どもたちのために日焼け止めをつくったのがはじまりのリトルハンズハワイ。

ハワイ産の原料を使った日焼け止めです。

酸化亜鉛、ヤシ油、ミツロウ、ホホバ種子油、シア脂、トコフェロール、ボスウェリアリヴァエ樹脂油(フランキンセンス)、セイヨウニワトコ油

引用:Little Hands Hawaii 日本総代理店

SPF35(スティックタイプはSPF40)なので、海で使うには心配だと思う人もいるかもしれません。

ですが、公式の商品説明によると、SPF35以上はSPF50と変わらない研究結果があるとのこと。

Ben
Ben

どの日焼け止めもそうですが、こまめに塗り直ししてくださいね

【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
バームタイプが
使いにくい、爪に入る
⇒ スパチュラがあると便利
⇒ スティックタイプを使用する
SPF35だと心配⇒ 実際SPF50と効果は変わらないと言われている
⇒ スティックタイプ(SPF40)を使用する
ベタつく感じが
気になる人もいるかも
⇒ パウダーを併用する
【推しポイント】
安心の全成分8種類のみ!
生分解性なので、自然界で分解される
Made in HAWAII
持っているとハワイ気分を味わえるかも?
耐水時間80分で海でも安心
石けんやボディソープで落とせる
スティックタイプあり。手軽に塗れる
完全プラスチックフリー
スティックタイプは土に還るパッケージ
ベージュカラーはBBクリームとしても

さらに、こちらで詳しくレビューしています。

購入はこちら
Ben
Ben

Amazonや楽天などではあまり売っていないので、公式ページが確実です

【番外編】日焼け止めのベタベタを解消するお助けアイテム

日焼け止めが汗と混ざってベタベタしたり、肘の内側や首のシワに白く溜まったりして不快な気分になったことはありませんか?

服やカバンなど持ちものや、車のシートについてしまうのも嫌ですよね。

そんなストレスを解消する、おすすめのボディパウダーがこちら。

【推しポイント】
安心のノンケミカル仕様で、クレンジングいらず
塗るタイプに重ねて使っても良し、UVケア効果があるのでこれだけでもOK
汗や皮脂でベタつく肌をカバーする
服の袖、襟まわりに日焼け止めがつくのを防ぐ。洗濯が楽になる!
イランイランの良い香りで気分もスッキリ
外出先でもササッと使えるところが便利♪
トーンアップするので、顔と首の色の差がでにくい

ミネラルUVボディパウダー自体にもSPF40 PA+++の紫外線防御効果があるので、これだけで使ってもOKですし、塗るタイプと重ね付けても安心です。

首やデコルテ・腕などベタつきが気になるところを、ポイント的に使うだけでも不快感がかなり軽減できるはず。

ボディとありますが顔にも使えるので、汗をかく時期に1つあると便利なアイテムです。

環境への優しさと使いやすさを併せもった日焼け止め

環境への優しさが気になるけれど、

  • 白浮きをなるべく抑えて肌をキレイに見せたい
  • 使いやすさも重視したい

という人も多いのではないでしょうか。

ここでは、環境への優しさだけではなく、見た目の美しさや使いやすさもある日焼け止めをご紹介します。

4.モアニオーガニクス UVスキンプロテクトミルク(SPF50+/PA++++)

UVスキンプロテクトミルクは、当サイトの独自基準により★4
UVスキンプロテクトミルク
ブランドモアニオーガニクス
定価(税込)4,070円(81.4円/1g)
容量50g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛(ノンナノ)
特徴ECOCERTを取得済
【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
価格が高め
人によっては
テカリが気になるかも
⇒ パウダーを併用する
人によって
匂いが気になるかも
⇒ 素材の匂いという感じ。時間が経てば気にならなくなる
【推しポイント】
ECOCERT認証を取得。本物のオーガニックを使いたい人に
ブルーライトもカットするので、日常でも使える
日焼け止めの乾燥した感じが苦手な人にピッタリ。しっかりうるおいを感じる
ツヤを与えて肌がきれいに見える

プチプラ日焼け止めがほしい人には高いと感じるかもしれませんが、私Benの中ではお気に入りのひとつです。

世界的なオーガニック認証のECOCERTを取得し、世界基準で安心して使える日焼け止め

100%天然由来成分を使っているのはもちろん、原料の産地や栽培方法、遺伝子組み換えの不使用など、細部までこだわっているのが大きな特徴です。

ブルーライトもカットするので、スマホやパソコンを毎日長時間使う人にも嬉しいですよね。

UVスキンプロテクトミルクを手の甲に塗る前
Befor
UVスキンプロテクトミルクを手の甲に塗ったあと
After

劇的なカバー力はないものの、肌がワントーンアップしツヤ感もあるので肌が綺麗に見えます。

さらに詳しくレビューしたので、こちらの記事もあわせてご覧ください。

顔・からだ用 (無香料)
¥3,924 (2024/03/25 11:28時点 | Amazon調べ)

5.モアニオーガニクス デイリーエッセンシャルサンスクリーン

デイリーエッセンシャルサンスクリーンは、当サイトの独自基準により★4
モアニオーガニクス
デイリーエッセンシャルサンスクリーン
定価(税込)3,960円(79.2円/1g)
容量50g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛(ノンナノ)
特徴ECOCERTを取得済
【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
価格が高め。
コスパはイマイチ?
人によっては
テカリが気になるかも
⇒ パウダーを併用する
持ちものに
日焼け止めがつく
⇒ パウダーを併用する 
【推しポイント】
ECOCERT認証を取得。本物のオーガニックを使いたい人に
ブルーライトからも守ってくれるので、スマホをよく使う人も安心
うるおいを感じつつも、ベタつきは少なめ
レモングラスの香りがやみつき♪積極的に使いたくなる
石けんやボディーソープで落とせて、ウォータープルーフ

先ほど紹介したUVスキンプロテクトミルクをバージョンアップさせた日焼け止めが、デイリーエッセンシャルサンスクリーン。

レモングラスの爽やかな香りで、さらに肌なじみがアップしています。

デイリーエッセンシャルサンスクリーンは容器がコンパクトなためカバンに入れておきやすく、実際に9月の沖縄旅行でメインの日焼け止めとして使ってみることにしました。

小さなサコッシュでも常に入れておけたので、気になったときすぐに塗り直しでき、大幅に日焼けてしまったということは避けることができました。

Ben
Ben

ワントーン暗くなるくらいの日焼けで済みました

9月のまだまだ日差しが強いシーズンに、自転車で一日中移動したり、マリンスポーツしたりと屋外にいることが多かったのですが、大惨事にならなかったのは本当に良かった!

ただ、全身に使っていたこともあり、5日間で使い切ってしまいました。

強烈な日差しの沖縄での旅行ということで、イレギュラーではあったかと思いますがコスパ面でいったら良くはないのかなぁ……

Ben
Ben

とはいえ、とても良い日焼け止めなのでオススメ!

6.TAEKOサンスクリーン(SPF50+/PA++++)

タエコサンスクリーン
引用:公式ページ
TAEKO
サンスクリーン
定価(税込)3,080円(88円/1ml)
容量35ml
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化チタン
特徴美容液としてオールシーズン使える
【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
一度に
たくさん塗ると
白くなる
⇒ パール約2粒分を5点置きし、丁寧になじませるとOK
人によっては
テカリが気になるかも
⇒ パウダーを併用する
【推しポイント】
美容液を使ったあとのように肌がうるおう
白浮きせず自然にトーンアップして、肌が綺麗に見える
無香料だから顔につかっても気にならない

アルカリゲネス産生多糖体という保湿成分が入った日焼け止めで、よくうるおうと好評。

日焼け止めの乾燥する感じが苦手という人におすすめしたい商品です。

アルカリゲネス産生多糖体とは、アルカリゲネス属菌株という微生物がつくりだしたうるおい成分のこと。保湿性や吸水性にとても優れているだけでなく、環境と人への負担を減らす成分として注目されています

アルカリゲネス産生多糖体には、日焼け止めを洗い流したあとも肌にうるおいが残る作用があるそうです。

使えば使うほど嬉しい効果が期待できそう

7.ママベビー ノンケミカルUVミルク(SPF50+/PA++++)

ママベビーノンケミカルUVミルクSPF50
引用:公式ページ
ママベビー
ノンケミカルUVミルク
定価(税込)2,420円(48.4円/1ml)
容量50ml
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛
特徴家族みんなで使える
【イマイチなポイント】【こう使うとGood♪】
少しテカテカする
感じがある
⇒ パウダーを併用する
原料の詳細について
記載がない
⇒ 個人の判断、価値観による 
推しポイント
さらさらでなじませやすいので、小さな子供にもササッと塗ってあげられる
100%自然由来成分なので、子供と一緒に大人も安心して使える
日焼け止め臭さは最小限。ほとんど気にならない

「100%自然由来」「オーガニック」という記載はあるのですが、由来となっている原料の詳細や、全成分に対してのオーガニック比率を公開していないところが気になりました。

Ben
Ben

もちろん公開する義務はないので、企業の方針によります

ママベビーを作っている企業は、もともと医療機関向けに製品をつくってきた長年の経験があるため、品質への自信を持っています。

また、企業方針として、オーガニック認証をとることでコストがかかるよりも、手にとりやすい価格であることを重視しているようでした。

このような背景から「100%自然由来」「オーガニック」の詳細を公開していないのかもしれません。

詳細を公開していないことが気になるかならないかは、個人の判断や価値観にゆだねられるかと思います。

今の日本では化粧品において「オーガニック」の定義があいまいなため、オーガニックと書いてあっても本物とはいえない商品が多く存在します。(注:ママベビーの商品がそうだと言っているのではありません)

なので、消費者は広告のイメージを鵜呑みにするだけでなく、少しだけ調べてみることが私は大事だと考えています。

あとは、企業の想いや価値観、理念もぜひ見てみてほしい部分。

ママベビーノンケミカルUVの使い心地としては、塗り広げやすく白浮きもあまり感じないので、とても使いやすい日焼け止めでした。

肌になじむのが早く、じっとしていられない小さな子どもにも手早く塗ってあげられそうと思いました。

もちろん大人の肌にも優しいので、家族みんなで安心して使える日焼け止めと言えそう。

8.Feel Coral サンプロテクトミルク(SPF43/PA+++)

feel coral サンプロテクトミルク
引用:公式ページ
feel coral
サンプロテクトミルク
定価(税込)4,180円(80.87円/1ml)
容量48ml
SPF・PASPF43 PA+++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛
特徴世界中どこでも使える
イマイチなポイント
シリコーン系成分が多め
SPF43が心配な人もいるかも
推しポイント
最も厳しい基準のパラオでも使える!世界中どこでも使用OK
ナノ化成分不使用だから、海にも肌にも優しい
容器も外箱も環境に配慮した素材からできている
ベージュカラーで下地としても使える
Ben
Ben

2023年10月に新発売!

世界の日焼け止めの法律で、最も厳しい基準のパラオでもOKの日焼け止めです。

ところで、「SPF43」を見て「海で使うにはちょっと心配かな〜」と思った人もいるのではないでしょうか?

日本ではSPF50が焼けない!という暗黙の了解がありますが、そもそもSPFは日焼けによる炎症を遅らせる時間を表しています。

SPF1 = 約20分 日焼けによる炎症を遅らせるという意味。

つまり、SPF50は約1000分(約16時間)、SPF43は約860分(約14時間)、日焼けによる炎症を遅らせるということになります。

実際にはSPF50でも2〜3時間おきに塗り直しは必須となるため、そう考えるとSPF50もSPF43も変わらないということがわかると思います。

確かにSPFは日差しが強い場所で使うときの目安にはなりますが、実はそれよりも「水分に強い」「擦れに強い」というように、肌に長くとどまってくれる日焼け止めのほうが紫外線対策に効果があります。

そこでサンプロテクトミルクの成分を見ると、シリコーン系の成分が多いため水にも強く、SPF43でも海で安心して使えそうということがわかります。

ただし、シリコーンは環境で分解されない成分で、プラスチック同様、自然界に残り続けるともいわれている成分。

サンプロテクトミルクに入っているシリコーンは現時点では無害なもののようですが、やはり分解されることはありません。

サンプロテクトミルクは日焼け止めの法律で最も厳しいパラオでも使用OKですし、現時点ではサンゴに悪影響を与えない日焼け止めなのは間違いありません。

ただ、シリコーンの特性は知っておいて損はないので、選ぶ際に参考にしてみてくださいね。

Ben
Ben

新発売の日焼け止めなので、さらに調査を続けてみます!

こちらの記事では、使い心地などもっと詳しくレビューしています!

ハワイの基準をクリアしている日焼け止め

ハワイでは2021年1月からオキシベンゾンオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)が入った日焼け止めの販売・流通が禁止になりました。

実は使用することに制限はないのですが、現地ではオキシベンゾンとオクチノキサートを含まない、自然に優しい日焼け止めを使う流れになっているそうです。

ハワイで使える基準の日焼け止めは、人にとって使いやすさがさらにアップし、プチプラ価格で手に取りやすくなっています。

9.ALLIE クロノビューティージェルUV EX(SPF50+/PA++++)

ALLIEクロノビューティジェルUVは、当サイトの独自基準により★2
ALLIE
クロノビューティジェルUV EX
定価(税込)2,310円(25.66円/1g)
容量90g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤エチルヘキシルトリアゾン
ドロメトリゾールトリシロキサン
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
紫外線散乱剤酸化亜鉛
特徴摩擦に強いフリクションプルーフ仕様
イマイチなポイント
紫外線吸収剤を
使っている
⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用
  ここは個人の判断になりそう
環境に優しいと言っても
化学成分は使っている
⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用
  ここは個人の判断になりそう
推しポイント
摩擦に強いので、持ちものにもうつりにくい
ジェル状だからベタつきも最小限。ささっと肌になじむから時短に
化粧下地にも使えて、クレンジング不要
日焼けに負けないALLIEという安心のブランド

ALLIEといえば、日焼けしにくいイメージが強い安心感のまま、環境にも配慮した日焼け止めとして、2022年にリニューアルしました。

感動したのは摩擦に強いフリクションプルーフ

気づけばスマホやカバン、服に日焼け止めがついてしまって「あーぁ」って思った経験はありませんか?それを軽減するのがフリクションプルーフ。

また、摩擦に強いということは、肌に日焼け止めがとどまるので効果も持続するということ。

日焼け止めは塗り直しが必須ではありますが、知らないうちに摩擦で落ちていたり、持ちものが汚れてしまうことを防いでくれる嬉しい機能です。

ジェル状でベタベタすることもないので、ベースメイクのいちばん最初に塗るのもおすすめ!

さらに詳しいレビューは、こちらでも紹介しています。

SPF50+/PA++++ 90g 無香料
¥1,912 (2024/03/25 11:38時点 | Amazon調べ)

10.ALLIE カラーチューニングUVシリーズ(SPF50+/PA++++)

アリィーカラーチューニングUVは、当サイトの独自基準により★2
ALLIE
カラーチューニングUVシリーズ
定価(税込)1,980円(49.5円/1g)
容量40g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤エチルヘキシルトリアゾン
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛
特徴ファンデいらずで肌がきれいに見える
イマイチなポイント
紫外線吸収剤を
使っている
⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用
  ここは個人の判断になりそう
環境に優しいと言っても
合成成分は使っている
⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用
  ここは個人の判断になりそう
推しポイント
ファンデいらず!カバー力と透明感UPに◎
3色あるので肌悩みに合わせてチョイスできる
3色を部分的に使い分けるのもアリ
日焼けに負けないALLIEという安心のブランド

“ノーファンデUV” とうたっている通り、これ1本で十分足りてしまう日焼け止めです。

パープル・サニーアプリコット・シアーベージュの3色あり、毛穴やくすみなどの悩みをしっかりカバーします。

01.パープル : くすみ、毛穴悩みに

02.サニーアプリコット : クマ、毛穴悩みに

03.シアーベージュ : 色ムラ、毛穴悩みに

色白さんはパープルを全顔に使うと真っ白でのっぺりになってしまうので、ポイント的に使うかファンデを重ねるとちょうどいいと思います。

また、3色を使った方法で、シアーベージュを全体に塗ってからパープルは鼻周辺、サニーアプリコットをクマ部分に使い、最後にパウダーで仕上げるとのっぺり感がなくなるので良かった!

いちばん使い勝手が良かったので、迷ったらシアーベージュがおすすめ

こちらの記事で3色を比較してみたので、色選びの参考にしてくださいね。

11.コパトーン プロテクションUVプラスミルク(SPF50+/PA++++)

プロテクションUVプラスは、当サイトの独自基準により★2
コパトーン
プロテクションUVプラスミルク
定価(税込)1,650円(41.25円/1ml)
容量40ml
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛、酸化チタン
特徴白浮き感なし、とてもサラサラ
イマイチなポイントこう使うとGood♪
うるおいは
あまり感じない
⇒ 真夏のビーチではサラサラのほうが使いやすいかも
トーンアップしない⇒ 場面によって使い分けてみましょう
こぼしやすい⇒ 一気にたくさん出さないように注意
推しポイント
ベタつき感ほとんどなし!
サラサラしたテクスチャで早く馴染み、広範囲をすばやく塗ることができる
白浮きもほぼなし。男性でも違和感なく使える
日焼け止めの匂いを感じない、本当に無香タイプ

ミルクタイプで、かなりサラサラした日焼け止めです。たくさん出すとこぼしやすいので注意してくださいね。

でも、このサラサラのおかげでササッと広範囲にも塗ることができます♪

白浮きすることなくトーンアップもほとんど感じないので、極端に肌がきれいに見えるのを避けたい男性にもおすすめ。

家族やカップルで共有して使えそう

Ben
Ben

トーンアップするとメイクしてる感じが出てイヤだなと思う人はぜひ!

ヒアルロン酸が入っていますが、うるおい重視の人には物足りないかな?という印象です。

ただ、日焼け止めのベタつきが苦手な人には、汗をかく夏場に塗りやすくて良いと思いました。

いろんな機能がある日焼け止めが販売されていますが、コパトーンプロテクションUVミルクはサンゴに優しくシンプルで使いやすいので気に入っています。

こちらの記事でさらに詳しくレビューしました。

12.ブリサマリーナ アスリートプロUVクリーム(SPF50+/PA++++)

ブリサマリーナ・アスリートプロUVクリーム
引用:公式ページ
ブリサマリーナ
アスリートプロUVクリーム
定価(税込)2,970円(42.42円/1g)
容量70g
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤不使用
紫外線散乱剤酸化亜鉛
特徴UV耐水性★★で水に強い
イマイチなポイントこう使うとGood♪
普通の海水浴や
日常には向かない
⇒ マリンスポーツにはピッタリ
のびがイマイチ⇒ しっかり時間をかけてなじませること
肌がきれいに
見える効果はなし
 
推しポイント
サーフィンなどマリンスポーツをガッツリ楽しむ人にオススメ
ホワイトとライトベージュの2色。白浮きしたくない人はライトベージュが◎
保湿成分がたっぷり入っている(28種類!)
合成香料不使用。キツイ匂いが苦手な人でも安心

いい意味で見た目の印象とギャップがある商品。

ビビットカラーのパッケージで、ぱっと見はケミカルな成分が多めの日焼け止めかなと思っていました。

保湿成分が28種類も入っていたり、オーガニック成分を配合していたり、大気汚染物質から肌を守る効果があったりと、敏感肌への優しさと環境への配慮がある日焼け止めです。

Ben
Ben

見た目からは想像できない、植物の恵みをふんだんに使った日焼け止めでした

元々サーフィンなどのアスリート向けにつくられた商品で、長時間炎天下での使用を想定しているようです。

とにかく焼けないことが前提の日焼け止めなので、日常で使ったりビーチリゾートで写真を撮ったりするのにはあまり向かないかもしれません。

ただ、UV耐水性★★取得済みなので、汗や水分には強いことが証明されています。

UV耐水性とは?

今まで耐水性については基準がなく、ウォータプルーフは各社の基準で作られてきました。

UV耐水性は耐水性の基準を統一する新たな指標となり、★★が最高基準となります。

絶対に日焼けしたくない、ここぞというときに、そしてノンケミカル日焼け止めが欲しいというときにお使いください。

SPF50 PA++++ (ホワイト)
¥2,671 (2024/03/25 11:41時点 | Amazon調べ)

13.スキンアクア ネクスタシールドセラムUVミルク(SPF50+/PA++++)

スキンアクアネスクタシールドセラムUVミルク
引用:公式ページ
スキンアクア
ネクスタシールドセラムUVミルク
定価(税込)1,760円(35.2円/1ml)
容量50ml
SPF・PASPF50+ PA++++
紫外線吸収剤ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
エチルヘキシルトリアゾン
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
紫外線散乱剤酸化チタン、酸化亜鉛
特徴保湿成分8種類配合
イマイチなポイントこう使うとGood♪
紫外線吸収剤を
使っている
⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用
  ここは個人の判断になりそう
ペタつく感じが
人によっては
気になる場合も
推しポイント
プチプラ価格帯だけど保湿成分が8種類も!
コスパよし!ケチらず使える
トーンアップ効果で肌が明るく見える
日焼け止めの法律が厳しいパラオでも使える

肌の乾燥は日焼けやすさにつながると言われていますが、パックのようにうるおいを肌に閉じ込めて紫外線から守るという発想の日焼け止めです。

ドラックストアなどでも買えて2,000円以下のプチプラ価格ですが、8種類の美容保湿成分が入っているところは企業の努力によるところかなと思いました。

Ben
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大手ロート製薬さんの日焼け止めです

また、環境に影響があるといわれている成分(規制対象成分)は入っていません。

規制対象成分:オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、オキシベンゾン(オキシベンゾン-3)、D4(シクロテトラシロキサン)、D5(シクロペンタシロキサン)、パラベン、プラスチックビーズ*2(シリコーン粉体、ナイロンなど)

*2:ロート製薬基準

引用:公式ページ

その他の紫外線吸収剤が入っているのでノンケミカルとは言えないのですが、使いやすさや感触などは良し。

自身の中で環境へのボーダーラインがあると、日焼け止めを選ぶときの基準となってくれるので “マイ基準” をつくるのがおすすめです。

SPF50+ PA++++・環境配慮フリー処方・ハワイでも使える
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その日焼け止め、海の環境を壊しているかも?

日本で売られているほとんどの日焼け止めには、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)という紫外線から肌を守る成分が入っています。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはUVBを防ぐ効果があることや、化粧品の原料としても使いやすいという特徴もあり、現在では多岐にわたって使われています。

ところが、このメトキシケイヒ酸エチルヘキシルがサンゴの生態に影響を与えることがわかってきました。

海水浴で行く海にはサンゴはいないと思うけど・・・

Ben
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サンゴの分布を見ると、関東近郊でもサンゴが生息しているのがわかるよ

下記の図は、日本のサンゴ礁・サンゴ群集の分布図です。

日本のサンゴの北限は佐渡島までとなっています。

日本におけるサンゴ礁、サンゴ群の分布図
引用:環境省 サンゴ礁生態系保全行動計画2022−2030 P52図6

身近なところにもいるんだね〜

たとえ海とは関係のないような場所で生活していても、自然はすべて繋がっている。

お風呂で日焼け止めを洗い流せば、汚水処理場で浄水されますが、すべては取り切れず川から海へ流れていきます。

人が使った水は、結局海へたどり着くようになっているのです。

なので私は、日焼け止めに限らず少しでも環境への負担が少ないものを選択していきたいと考えています。

また、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル以外にも、環境にとって負担になる成分・グレーゾーンな成分があります。

今問題がないと言われていても、将来問題が発覚する場合も。

普段何気なく使っているものが、実は環境に良くなかったということはよくあること。

いきなりすべてを変えるのは大変なので、まずは自分自身と関係が深いところから興味を持ってみてはいかがでしょうか。

サンゴに優しい日焼け止めを選ぶ3つのポイント

サンゴの周りを泳ぐ魚たち

サンゴに優しい日焼け止めって、一体どう選べば安心かご存知でしょうか?

Ben
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たくさんある日焼け止め。

何がいいのか迷っちゃいますよね

また、自然環境への意識が向いてくると、サンゴだけでなく海洋生物、自然全体へも視点が広がっていくことでしょう。

サンゴに優しいだけでなく、自然全体にも優しい日焼け止めを選ぶ3つのポイントをご紹介します。

Ben
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まずは絶対大事な①からチェックしてね!

①ノンケミカルやリーフセーフ表記があるものを使おう

まず第一に、下記のいずれかの表記がある日焼け止めを選びましょう。

  • 紫外線吸収剤不使用、紫外線吸収剤フリー
  • ノンケミカル
  • Reef Safe(リーフセーフ)
  • Beach Friendly(ビーチフレンドリー)
  • Coral Friendly(コーラルフレンドリー)

この表記があれば、最低でもオキシベンゾン・オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)は使用していないことになります。

オキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)は、世界の日焼け止めルールに共通して禁止されている成分なので、まずは上記の表記があるかチェックしてくださいね。

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この2つの成分はサンゴに害があるといわれています

②成分数が少ない or 成分がイメージできる日焼け止めが◎

私がおすすめしていることのひとつに、成分の合計数が少ないことがあります。

全成分の数が少ないシンプルな日焼け止めであったとしても、UVカットの効果は十分にありますので、シンプル=効果がないということはありません。

成分数が少ないことのメリットは、何が入っているか一目瞭然であること。

環境に良いのか?肌に安心して使えるのか?の判断が早いのです。

また、パッと見てイメージがつく成分が多いということは、使う側にとって安心感に繋がります。

Ben
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合成成分の名前は、カタカナで呪文のように長いものが多いです

Ben
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それを1つ1つ調べるのってほんとーに大変なこと!

今や化粧品開発者で知識がある人でも知らない成分があるくらい、化粧品に使われる成分は星の数ほどあると言われています。

自分の肌に何をつけているのか、把握できるものを選んでみましょう。

③さらに生分解性ならGOOD

生分解性とは、環境内で分解され自然に還ることをいいます。

たとえば天然由来成分と書いてあるから安心!と思うかもしれませんが、天然由来成分とは人の手によって化学的に処理された状態。

天然由来成分は環境下では分解されにくく、分解されにくいという点では化学成分と同じです。

Ben
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同じと思いがちですが、

「天然成分」と「天然由来成分」は別もの

環境下で分解されにくいということは、今問題になっているマイクロプラスチックのように、いつか問題になるときがくるかもしれません。

生分解性を選ぶということは、ゴミを出さずに循環させるということ。

生分解性と記載があるもの、または天然成分だけでできたものを選んでみてくださいね。

さらにこだわるなら、オーガニックやRSPOもチェック

もっと自然と肌によいものを選ぶなら、ぜひオーガニック原料を使っている日焼け止めを選んでみましょう。

オーガニックは化学肥料や農薬を使わずに栽培しているので、植物本来のちからが宿っているといえます。

化学肥料や農薬を使っていないということは、それだけで自然に負担をかけていないということなんです。

また、パーム油に関するRSPO認証も自然に負担をかけないものの一つ。

パーム油は日焼け止めに限らず、あらゆる化粧品・洗剤・食品など、世界中で多岐にわたり使われており、世界一使われている植物油と言われています。

植物油といえばエコなイメージかもしれませんが、その生産過程で森林破壊や野生生物の減少劣悪な労働環境など大きな問題に発展しています。

RSPOとは持続可能なパーム油が標準となるよう始まった世界的組織です。

RSOP認証マークや記載があるものを選ぶだけで、サスティナブルな選択をしていることになります。

RSPOマーク
引用:https://jsl.life/learning/rspo/

オーガニックやRSPOのように、作られる過程でも環境に負担をかけない日焼け止めを見つけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

サンゴに優しい日焼け止めのメリット

サンゴに優しい日焼け止めのメリットはこちら。

  • 自然保護のためのアクションがすぐにできる
  • 自然を汚す心配なく使える
  • 肌にやさしい
  • 植物のちからを実感できる

サンゴに優しいということは、もちろん海全体や地球全体にとって優しいということ。

それはつまり、自分自身にも優しいということに繋がります。

また、未来の地球のために何かしたいけど、何からしたらいいかわからないという人もいるのではないでしょうか?

あなたが自然に優しい日焼け止めを選ぶだけで、自然保護のためのアクションに参加しているということになります。

Ben
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まずは自分の半径30cmからアクションしましょう

小さくてもできることからやりたいね♪

サンゴに優しい日焼け止めにデメリットはあるの?

もちろんデメリットもあります。私も実際に感じた、主なデメリットはこちら。

  • 自然成分が肌に合わない場合がある
  • 使用感(白浮き、ベタつくなど)が悪い場合がある
  • こだわっていくとコスパが悪くなる
  • 使用期限が短い

自然成分は安全・安心というイメージがありますが、自然成分でもアレルギーやかぶれを起こしてしまう原因になるものはたくさんあります。

Ben
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精油が子どもや、肌が弱い人に刺激になる場合があります

また、成分にこだわったりオーガニック認証があるものだったり、良いものを突き詰めていくと決してお手頃価格とはいえない値段になっていくことも。

肌に合わないかもしれない、使用感を試してみたいという場合は、主にこちらの方法で解決できます。

デメリットの解決方法
  • 小さいサイズやサンプルがあれば、まずは試してみること
  • パッチテストを行うこと
  • 場面によって日焼け止めを使い分ける

トライアルサイズを販売しているところもありますし、トライアルサイズがない場合は企業に問い合わせるとサンプルがもらえる場合があります。

また、自己責任にはなりますが、フリマサイトを見てみることもおすすめ。

少し使っただけのものや、新品同様の商品を安く試すことができます。

Ben
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人が使ったものに抵抗がなければ

Ben
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あとは、明らかな転売目的でなければ良いと思います

気になる日焼け止めを試してみたいというとき、運良くフリマサイトに売っていればラッキー!

ただし、購入時期や開封時期、保管方法などはチェック必須です。

新品ではないことを念頭にお試しくださいね。

Ben
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フリマサイトでの購入は自己責任となります

厳しめに検討してください〜

世界で始まっている日焼け止めの法律

豊かな海のイメージ

2023年2月現在、日焼け止めの成分や使用に関するルール、流通に規制がある国や地域がいくつかあります。

Ben
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代表的なのはハワイやタイです

日焼け止めの法律がある国と地域は、こちらよりチェックしてください。

日焼け止めの法律があるのは、海がきれいなビーチリゾートや、海洋生物の宝庫である国や地域です。

そういった場所へは事前にルールをチェックし、海に優しい日焼け止めを持っていってくださいね。

日本にも沖縄や奄美諸島、小笠原諸島など世界に誇る海がたくさんありますが、日焼け止めに関する法律はありません。

ですが、海が好きなあなたには、どんな海で遊ぶとしても海に優しい日焼け止めを選んでほしいと思っています。

Ben
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自然に還る “生分解性” の日焼け止めがおすすめです

自然や植物のちからが入った日焼け止めは、私たちに健康や美しさを与えるだけでなく使ったあとは自然に還っていくことができる。

それに気づくと、合成成分を使わなくても足りていると実感できます。

これからますます海への優しさをもった人が増えることを願っています。

補足:「海に優しい」と「人が使いやすい」は真逆?

お気づきの方もいるかもしれませんが、自然環境への優しさを突き詰めていくと人にとって使いにくい(不便である)ことが多くあります。

もちろん「海への優しさ」と「人が使いやすい」を両立しているものはありますが、まだ少ない印象ですよね。

日焼け止めでいえば、海への優しさを追求すると白浮きが目立ったり、ベタベタを強く感じたり、毎日使いたいとは思えないことがあるかもしれません。

環境に優しいことと、人が使いやすいことは必ずしもイコールではない

便利な世の中になるのは良いことだと思いますし、今ある便利なものを否定するつもりもありません。

私自身も便利なものの恩恵を受けて、これまで生きてきました。

でもそれじゃあ、このまま自然が壊れていってもいいの?といったらそうではありません。

変えるとするなら、“美しさ”の価値観や、何に豊かさを見出すのか?ではないでしょうか。

ただし、無理やり方向転換しても、その価値観は長続きすることはありません。

Ben
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長年の価値観を変えるって大変なこと

少しおおげさに感じるかもしれませんが、価値観を変えるということは人生観も変わります。

情報収集をしたり、イベントに参加してみたり、実際に体感することで徐々に価値観は変わっていきます。

自分に合った歩幅と方法で、自分も納得の環境を守る人生を始めてみてはいかがでしょうか。

【まとめ】海にも人にも優しい日焼け止めを使おう!

透明度の高い海
  • ノンケミカルやオーガニックの日焼け止めは焼ける
  • 耐水性がないので海やプールでは使えない
  • 顔が真っ白になって恥ずかしい

と思って、ノンケミカルの日焼け止めを選んでこなかった人も多いのではないでしょうか?

ですが昨今では、ノンケミカルやオーガニックの日焼け止めでも、紫外線から肌を守る・耐水性・使用感が向上してきました。

その背景には、日焼け止めに求める効果の多様化、世界の日焼け止め法律の制定、サスティナブル・エコツーリズムへの意識の高まりなどがあげられます。

この記事では13個のおすすめ日焼け止めをご紹介しました。

過去にノンケミカル日焼け止めを使って、イマイチだなと思ってそれっきりという人は、ぜひお試ししてみてください。

本来、自然に優しいということは人にも優しいということ。

従来の日焼け止めで肌荒れしてしまう人にも、海に優しい日焼け止めは試してみる価値があります。

この記事で気になった日焼け止めが見つかったら、ぜひ手にとってみてくださいね。

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