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ハワイやパラオ、タイなど一部の国や地域では日焼け止めに関する法律があります。
使用禁止な日焼け止めがあったり、特定の日焼け止めが販売不可だったりと、場所によっては内容に違いがあるものの、サステナビリティに対する関心が高まった背景から、海に優しい日焼け止めへの注目度が世界で上がっています。
でも…海に優しいナチュラルな日焼け止めって、

すぐに焼けちゃうイメージ

顔が真っ白になっちゃうのも恥ずかしい
海に優しい日焼け止めのイメージ、こんなものが多いのではないでしょうか。
私も過去に使った日焼け止めは、耐水性がまるでなく日焼けてしまったり、ベタつきがすごくて使いづらかったり……とても使えないと思った経験があります。
しかぁーし!今や令和の時代。
耐水性や使用感の問題がクリアされ、従来の日焼け止めと遜色ないノンケミカル日焼け止めが数多く誕生しています。
それだけじゃなく、オーガニック認証もちゃんと取得して、「本物のオーガニック商品ですよ」ってお墨付きがある日焼け止めもバンバン登場してきました。

優しさと強さを両立した日焼け止め、最近増えていますね
そこで、海外旅行する方、必見!
海外ビーチで使いたい・海にも人にもやさしい、おすすめの日焼け止め13選をご紹介。
こんな人はぜひ読んでみてほしい。
おすすめ順に紹介していますので、ぜひあなたにぴったりの日焼け止めを見つけてみてくださいね。

地球と肌にやさしい日焼け止め研究家:Ben(べん)
- 海・離島・自然・ダイビングが好き
- 毎月新しい日焼け止めを試してます。成分について勉強中!
- オリジナル日焼け止めを作るのが夢
日焼け止めの選考基準について
この記事でオススメする日焼け止めは、当サイトが独自につくった環境負荷レベル★4〜★2に当てはまるものから選出しました。
- 独自基準★4〜★2の日焼け止め(最低でもハワイで使えるレベル)
- 水や汗に強いウォータープルーフ仕様

海で使うならウォータプルーフは必須!
独自の環境負荷レベルについて少しご説明します。
環境負荷レベルは★4〜★1の4段階とし、★2はハワイで使える(オキシベンゾン、オクチノキサート不使用)レベルを指しています。

こちらの記事で、独自基準についてさらに詳しく解説しています。
興味があればぜひご覧くださいね。
海にいちばん負担が少ない!おすすめの3つ
私は、日焼け止めだけでなく肌につかうものは、【シンプルで全成分の数が少ないこと】をいちばん大事にしています。
★4のなかで最もおすすめの日焼け止めは、シンプルで全成分の数が少なく、成分を見てどんなものが入っているか一目瞭然。
ケミカル成分を完全に避けたい人におすすめです。
また、この3つは日焼け止めの法律がいちばん厳しいパラオでも使用OK。

あなたは3つのなかでどれが気になりますか?
1.サンゴに優しい日焼け止め

| サンゴに優しい日焼け止め | |
|---|---|
| ブランド | CORALILY |
| 定価(税込) | 3,273円(81.82円/1g) |
| 容量 | 40g |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | 全成分10種類のみ |
ケミカルな成分を一切ふくまないのにSPF50+/PA++++、ウォータプルーフの日焼け止めです。
いちばんの特徴は、全成分が10種類のみというシンプルさ!
- ゴマ種子油
- 酸化亜鉛(ノンナノ)
- ココヤシ油
- シア脂
- ホホバ種子油
- ラベンダー油
- ユーカリ葉油
- ニオイテンジクアオイ花油
- セイヨウハッカ油
- トコフェロール
引用:公式ページ

全成分が少ないと、何が自分に合わない成分なのか予想しやすいメリットがあります
そしてそして、日焼け止めとは思えない爽やかな香りで、ずっと嗅いでいたいくらいいい匂い〜!
セイヨウハッカの効果で肌に塗るとわずかにスースー感を感じます。(目のまわりに塗ってもヒーヒーすることはないですよ)
ほんのり清涼感は夏場にうれしいですよね。
また、ユーカリは鼻水や鼻づまりにも効果的なので、花粉で鼻がムズムズする時期にも良さそうと思いました。
夏だけでなく1年を通して活躍しそうです。

さらにユーカリは虫除け効果もあり、蚊から肌を守ることもできます♪
また、「ここがイマイチだなぁ」っていうポイントにも解決策があるのでご安心を。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 爪に入る | ⇒ スパチュラがあると便利 |
| 白浮きが気になる | ⇒ よく塗り込むと気になりにくい ⇒ ベージュタイプが新登場! |
| 温度によって 塗りにくい | ⇒ 植物油(ホホバオイル等)を少量足すと◎ 参考:公式ページ |
| セイヨウハッカや ユーカリが刺激になりやすい | ⇒ パッチテスト推奨 |
さらにこちらの記事では詳しくレビュー&実験をしています。
もっと詳細を見てみたい方はぜひご覧くださいね。
2.ALL good サンスクリーンバター

| サンスクリーンバター | |
|---|---|
| ブランド | ALL good |
| 価格(税込) | 2,145円(76.61円/1g) |
| 容量 | 28g |
| SPF・PA | Broad Spectrum SPF50 PA記載なし |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | 全成分6種類のみ |
カリフォルニア発エコロジカル・ボディケアブランドのALL good。
こちらの日焼け止めも全成分6種類のみ、オーガニック認証を取得した成分を使っています。
- ヤシ脂(※)
- 酸化亜鉛
- ミツロウ(※)
- ホホバ種子油(※)
- トウキンセンカ花エキス(※)
- トコフェロール
引用:公式ページ (※)オーガニック認証成分
また、トウキンセンカ(カレンデュラ)は自社農場で有機栽培したものを使用とのこと。

オーガニック認証を受けるには、化学肥料を使用しない・除草剤など使用していない土壌で栽培するなど、厳しい条件があるんだよね
先述のサンゴに優しい日焼け止めと似ていますが、ALL goodサンスクリーンバターのほうがクリーミーな感触です。
個人的にはALL goodサンスクリーンバターのほうが塗りやすいですが、多少ベタつく感じもあるので、好みで分かれるところ。
また、サンゴに優しい日焼け止めよりも白浮きしやすいなと感じました。
よく塗り込むか、ティントタイプを使うのをおすすめします。
ただ、精油が入っていないので、刺激になりにくいのはALL goodサンスクリーンバターのほう。
ALL goodサンスクリーンバターは香料となる精油を使っていないので、匂いとしては原料が混ざりあったものです。
なんの匂いとは言いにくいのですが、昔懐かしいお菓子のようなふんわりとした甘い匂いがします。
また、「ここがイマイチだなぁ」っていうポイントの解決策はこちら。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 爪に入りやすい | ⇒ スパチュラがあると便利 |
| 白浮きが気になる | ⇒ よく塗り込むと気になりにくい ⇒ ティントタイプを使う |
| クリーミーで油分が 気になる人もいるかも | ⇒ パウダーを併用する ⇒ 顔が気になる場合、からだ用にする |
| 缶のまわりが ベトベトになりやすい | ⇒ 使用後はさっと拭いておけばOK ※真夏に中身が溶け出ることはなし |
さらに、こちらの記事でも詳しくレビューしたので、ぜひご覧ください。

3.リトルハンズハワイ ミネラルサンスクリーン

| リトルハンズハワイ ミネラルサンスクリーン【クリア】 | |
|---|---|
| 価格(税込) | 4,290円(44.68円/1g) |
| 容量 | 96g |
| SPF・PA | Broad Spectrum SPF35 PA記載なし |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | 全成分8種類のみ |
ハワイ在住の夫婦が、子どもたちのために日焼け止めをつくったのがはじまりのリトルハンズハワイ。
ハワイ産の原料を使った日焼け止めです。
- 酸化亜鉛
- ヤシ油
- ミツロウ
- ホホバ種子油
- シア脂
- トコフェロール
- ボスウェリアリヴァエ樹脂油(フランキンセンス)
- セイヨウニワトコ油(エルダーフラワー)
SPF35(スティックタイプはSPF40)なので、海で使うには心配だと思う人もいるかもしれません。
ですが、公式の商品説明によると、SPF35以上はSPF50と変わらない研究結果があるとのこと。

どの日焼け止めもそうですが、こまめに塗り直ししてくださいね
また、PAの記載がありませんが、海外製の日焼け止めは日本と違ってSPFのみ記載であることがほとんど。
さらにイマイチポイントの解決策も参考にしてくださいね。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| バームタイプが 使いにくい、爪に入る | ⇒ スパチュラがあると便利 ⇒ スティックタイプを使用する |
| SPF35だと心配 | ⇒ 実際SPF50と効果は変わらないと言われている ⇒ スティックタイプ(SPF40)を使用する |
| ベタつく感じが 気になる人もいるかも | ⇒ パウダーを併用する |
こちら別記事では使い心地や、塗ってみた感じを詳しく書いてます。
気になる方はぜひお読みくださいね。

Amazonや楽天などではあまり売っていないので、公式ページが確実です
【参考】3つの日焼け止めの違い

サンゴに優しい日焼け止め・ALL good サンスクリーンバター・リトルハンズハワイの3つは、成分の少なさや見た感じも似ています。

どれが自分に合うかな?
3つとも使ってみた私がそれぞれの違いをまとめてみました。
| 商品名 | ポイント | オーガニック成分 | 価格(税込) | 容量 | 容器 | タイプ | UV | 原産国・地域 | 触感 | 使いやすさ | におい | 色 | つけた肌の状態 | 落とし方 | 環境へのやさしさ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リトルハンズハワイ | ・サンゴに負担をかけない ・全成分7種のみ ・100%天然素材 ・プラスチックフリー ・Made inハワイ | ・ヒマワリ種子油 ・ホホバオイル ・フランキンセンスオイル | 1,430〜7,300円 ※セット商品含む | ・14g ・27g ・96g | ・紙製タイプ ・缶タイプ | ・バーム ・スティック | Broad spectrum ・SPF35 ・SPF40 | ハワイ | 硬い 柔らかめの石鹸のイメージ | テクニック不要◎ 持ち運び◎ ベタつきなし | フランキンセンスの香り | ・ホワイト ・ティント | しっとり 白浮きあまり気にならない | 洗顔料 | ★★★★ |
| サンゴに優しい日焼け止め | ・サンゴに負担をかけない ・全成分10種のみ ・100%天然素材 ・プラスチックフリー ・沖縄発 | 不明 | 2,404〜16,693円 ※セット商品含む | ・14g ・40g | 缶 | バーム | SPF50+ PA++++ | タイ | 硬いニベアというイメージ 指でとるとクリームになる | テクニック不要◎ 持ち運び◎ | ペパーミントの香り | ・ホワイト ・ベージュ | しっとり 白浮きあまり気にならない | 洗顔料 | ★★★★ |
| ALL good サンスクリーンバター | ・サンゴに負担をかけない ・全成分6種のみ ・100%天然素材 ・プラスチックフリー | ・ヤシ油 ・ミツロウ ・ホホバ種子油 ・トウキンセンカ花エキス | 1,599〜1,987円 ※amazon調べ | 28g | 缶 | バーム | Broad spectrum SPF50 | アメリカ | 柔らかい 濃いクリーム状 | テクニック不要◎ 持ち運び◎ | わずかに甘いにおい | ・ホワイト ・ティント | ベタつきにくい 白浮きしやすい | 洗顔料 | ★★★★ |
- 塗りやすさ重視→リトルハンズハワイのスティックタイプ
- いい匂いが好き→サンゴに優しい日焼け止め
- オーガニック成分→ALL goodサンスクリーンバター
という感じです!
ちなみに私がいちばん良かったと思ったのはALL goodサンスクリーンバター。
日焼け止めの柔らかさが肌に負担なくつけれるのと、肌に刺激にならないかんじが3つの中でベストでした。

参考になればうれしいです
環境への優しさと使いやすさを併せもった日焼け止め
環境への優しさも大事だけど…
- 白浮きをなるべく抑えて肌をキレイに見せたい
- 使いやすさも重視したい
という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、環境への優しさだけではなく、見た目の美しさや使いやすさもある日焼け止めをご紹介します。
4.moani デイリーエッセンシャルサンスクリーン

| モアニオーガニクス デイリーエッセンシャルサンスクリーン | |
|---|---|
| 定価(税込) | 3,960円(79.2円/1g) |
| 容量 | 50g |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | ECOCERTを取得済 |
デイリーエッセンシャルサンスクリーンはレモングラスの爽やかな香りで、肌なじみも良い日焼け止めです。
デイリーエッセンシャルサンスクリーンは容器がコンパクトなためカバンに入れておきやすく、実際に9月の沖縄旅行でメインの日焼け止めとして使ってみることにしました。
小さなサコッシュでも常に入れておけたので、気になったときすぐに塗り直しでき、大幅に日焼けてしまったということは避けることができました。

ワントーン暗くなるくらいの日焼けで済みました
9月のまだまだ日差しが強いシーズンに、自転車で一日中移動したり、マリンスポーツしたりと屋外にいることが多かったのですが、大惨事にならなかったのは本当に良かった!
ただ、全身に使っていたこともあり、5日間で使い切ってしまいました。
強烈な日差しの沖縄での旅行ということで、イレギュラーではあったかと思いますがコスパ面でいったら良くはないのかなぁ……

とはいえ、とても良い日焼け止めなのでオススメ!
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 価格が高め。 コスパはイマイチ? | |
| 人によっては テカリが気になるかも | ⇒ パウダーを併用する |
| 持ちものに 日焼け止めがつく | ⇒ パウダーを併用する |
さらに詳しい使用感を別記事にて書いています。
こちらもぜひご覧ください。
5.Be UVデイクリーム

| Be UVデイクリーム | |
|---|---|
| 定価(税込) | 5,280円(176円/1ml) |
| 容量 | 30g |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | ECOCERT COSMOSを取得済 |
「デイクリーム」とある通り、日中に顔に使う用の日焼け止めになります。
そのためグラム単価が高いのですが、ECOCERT COSMOSを取得し、天然由来率も100%なので環境への優しさは文句なし。
日焼け止めのきしむ感じもなく、ちゃんと保湿してくれるので使いやすいです。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 価格が高い | ⇒ 公式だと定期購入で割引あり |
| 全身には使えない | ⇒ 基本は顔用。1年中使える |
| 買える場所が少ない | ⇒ 発売当初より取扱ショップ増 東京・丸の内の実店舗で試せる |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
6.BAUM ダブルプロテクション デイシールドn

| BAUM ダブルプロテクションデイシールドn | |
|---|---|
| 価格(税込) | 5,500円(91.66 円/1ml) |
| 容量 | 60 ml |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | 洗練された大人の香り |
資生堂のサスティナブルブランドのBAUM。
いちばんの特徴はなんといっても「めちゃくちゃいい匂い」であるところ。

ただのいい匂いじゃなくて洗練された感じ
BAUMのブランド全体として匂いにはこだわっているのですが、日焼け止めとは思えないほどのいい匂い。
とにかくうっとりします。
もちろんそれだけじゃなく、環境へのやさしさ・肌に塗った感じも抜群に良いのです。
塗り心地に関してはさすが資生堂の技術。
環境にいいものを使いたいけれど、おしゃれなものが欲しい人や使い心地も妥協したくないという人にとてもおすすめです。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 香水を使う場合は 匂いがまざるかも | ⇒ 香水を控える、量を調整する |
| 全身に惜しみなく 使える価格ではない | ⇒ 顔、首、腕など一部の使用でもおすすめ |
たしかにイマイチポイントはあるのですが、何より匂いが気に入ったならイマイチポイントは気にならなくなるかも…と思います。(たしかに高めの値段設定ではあるけど)
日焼け止めが苦手っていう人は使ってみたら、日焼け止めの固定概念ぶっ壊れるんじゃないかな。
こちらの記事でより詳しく書いているからぜひご覧くださいね。
7.F ORGANICS UVプロテクトスキンミルクS

| F ORGANICS UVプロテクトスキンミルクS | |
|---|---|
| 価格(税込) | 3,300円(66円/1ml) |
| 容量 | 50ml |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | COSMOSオーガニック取得 ゆらぎやすい肌にやさしい処方 |
エッフェオーガニックの日焼け止めがリニューアルし、SPF50+のほうの日焼け止めです。(もうひとつはSPF30)
COSMOSオーガニックを取得、UV耐水性★★、100%天然由来原料、日本製と、これだけのスペックで3,300円ってかなりコスパいい日焼け止めでは?!と思いました。

オーガニックコスメの進化を実感…!
しかもだ。敏感肌にやさしい成分がいろいろと入っているし、発酵の力を取り入れているので、毎日でも使いやすい日焼け止めになっている。すごい。
ちなみに私は肌が強い方ではないのですが、生理前の肌の調子がイマイチなときに使ってみたけど問題なく使えました。
メイクの前にも、レジャーの時にも使いやすい日焼け止めだと思いました。
とはいえ、気になる点もあり。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 酸化亜鉛多 白くなりやすい | ⇒ しっかり肌になじませる |
| ちょっとだけ 塗り広げにくい | ⇒ スキンケアとの相性もあるかも? しっかり肌になじませればOK |
| 洗顔後のザラつき感 | ⇒ クレンジングオイルが良いかも |
総じてポイントは「酸化亜鉛」だと思います。
成分表をみると一番最初に酸化亜鉛があるので(しかもノンナノ)、この日焼け止めは酸化亜鉛がいちばん多い割合で入っているということ。
なのでちょっと白くなるのが気になったり、塗り拡げにくさがあったり、洗顔後の肌のザラつきがある。
ただ、白くなるとは言っても許容範囲だし、伸び悪すぎて困る!ってこともないので私は問題ないと思いました。
人によっては合わないな、好きじゃないなって思うかもしれません。
あと、石けんでオフできるとありますが、ここは正直オイルで落としたほうが良いかなと思います。

角栓できやすいタイプというのもあるかもだけど、洗顔料だけはかなりザラつき気になった(泣)
また、口コミサイトをまわって数々の口コミをかき集めてきたので、どんな評価が多いか見てみてくださいね。
8.trilogy オメガブーストミネラルサンスクリーン

| trilogy オメガブーストミネラルサンスクリーン | |
|---|---|
| 価格(税込) | 5,280円(75.42円/1ml) |
| 容量 | 75g |
| SPF・PA | Broad Spectrum SPF50+ PA記載なし |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛(ノンナノ) |
| 特徴 | ローズヒップオイルが入っている しっかり保湿する |
ローズヒップオイルで有名なトリロジーの日焼け止めです。
この日焼け止めにもローズヒップオイルが入っているので、保湿力はとても高いのが特徴。
ローズヒップオイルが紫外線で乾燥しやすい肌を守ってくれるのが嬉しいポイント。
よく伸びるので範囲が広い体に使うにはピッタリかと思います。

フェイスクリームと記載ありますが、サイズ感的にも全身に使えるよ
海外製の日焼け止めなので、日本の気候よりも海外リゾートで使うのがいいのかなという印象。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| テカる | ⇒ パウダー使用する |
| 服やカバンにつく | ⇒ パウダー使用する あとは気をつけるか諦めるw |
トリロジーの日焼け止めはオーストラリア製なのですが、オーストラリアと日本の日焼け止めのニーズって全然違います。
なので日本の日焼け止めに慣れているとトリロジーの日焼け止めは正直使いにくい。
イマイチポイントも総じてパウダー使用することで解決するのですが、とにかくツヤテカになります。

脂性肌の人には向かないかな。モノとしてはとても良いですけど…
そのあたり詳しく書いたのがこちらの記事。よかったら見てみてくださいね。

9.TAEKOサンスクリーン

| TAEKO サンスクリーン | |
|---|---|
| 定価(税込) | 3,080円(88円/1ml) |
| 容量 | 35ml |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化チタン |
| 特徴 | 美容液としてオールシーズン使える |
アルカリゲネス産生多糖体という保湿成分が入った日焼け止めで、よくうるおうと好評。
日焼け止めの乾燥する感じが苦手という人におすすめしたい商品です。
アルカリゲネス産生多糖体には、日焼け止めを洗い流したあとも肌にうるおいが残る作用があるそうです。

使えば使うほど嬉しい効果が期待できるってこと?!

環境にやさしくて人にとっても使いやすい優秀な日焼け止めだね
イマイチだなぁというポイントももちろんありますが、工夫次第で解決できるのでご安心を。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 一度に たくさん塗ると 白くなる | ⇒ パール約2粒分を5点置きし、丁寧になじませるとOK |
| 人によっては テカリが気になるかも | ⇒ パウダーを併用する |
10.ママベビー ノンケミカルUVミルク

| ママベビー ノンケミカルUVミルク | |
|---|---|
| 定価(税込) | 2,420円(48.4円/1ml) |
| 容量 | 50ml |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化チタン、酸化亜鉛 |
| 特徴 | 家族みんなで使える |
ママベビーを作っている企業は、もともと医療機関向けに製品をつくってきた長年の経験があるため、品質への自信を持っています。
ただ、「100%自然由来」「オーガニック」という記載はあっても、由来となっている原料の詳細や、全成分に対してのオーガニック比率を公開していないところが気になりました。

もちろん公開する義務はないので、企業の方針によります
詳細を公開していないことが気になるかならないかは、個人の判断や価値観にゆだねられるかと思います。
ママベビーノンケミカルUVの使い心地としては、塗り広げやすく白浮きもあまり感じないので、とても使いやすい日焼け止めでした。
肌になじむのが早く、じっとしていられない小さな子どもにも手早く塗ってあげられそうと思いました。
もちろん大人の肌にも優しいので、家族みんなで安心して使える日焼け止めと言えそう。
| 【イマイチなポイント】 | 【こう使うとGood♪】 |
|---|---|
| 少しテカテカする 感じがある | ⇒ パウダーを併用する |
| 原料の詳細について 記載がない | ⇒ 個人の判断、価値観による |
11.Feel Coral サンプロテクトミルク

| feel coral サンプロテクトミルク | |
|---|---|
| 定価(税込) | 4,180円(80.87円/1ml) |
| 容量 | 48ml |
| SPF・PA | SPF43 PA+++ |
| 紫外線吸収剤 | 不使用 |
| 紫外線散乱剤 | 酸化チタン、酸化亜鉛 |
| 特徴 | 世界中どこでも使える |

2023年10月に新発売!
世界の日焼け止めの法律で、最も厳しい基準のパラオでもOKの日焼け止めです。
ところで、「SPF43」を見て「海で使うにはちょっと心配かな〜」と思った人もいるのではないでしょうか?
日本ではSPF50が焼けない!という暗黙の了解がありますが、そもそもSPFは日焼けによる炎症を遅らせる時間を表しています。
SPF1 = 約20分 日焼けによる炎症を遅らせるという意味。
つまり、SPF50は約1000分(約16時間)、SPF43は約860分(約14時間)、日焼けによる炎症を遅らせるということになります。
実際にはSPF50でも2〜3時間おきに塗り直しは必須となるため、そう考えるとSPF50もSPF43も変わらないということがわかると思います。
確かにSPFは日差しが強い場所で使うときの目安にはなりますが、実はそれよりも「水分に強い」「擦れに強い」というように、肌に長くとどまってくれる日焼け止めのほうが紫外線対策に効果があります。
そこでサンプロテクトミルクの成分を見ると、シリコーン系の成分が多いため水にも強く、SPF43でも海で安心して使えそうということがわかります。
ただし、シリコーンは環境で分解されない成分で、プラスチック同様、自然界に残り続けるともいわれている成分。
サンプロテクトミルクに入っているシリコーンは現時点では無害なもののようですが、やはり分解されることはありません。
サンプロテクトミルクは日焼け止めの法律で最も厳しいパラオでも使用OKですし、現時点ではサンゴに悪影響を与えない日焼け止めなのは間違いありません。
ただ、シリコーンの特性は知っておいて損はないので、選ぶ際に参考にしてみてくださいね。
こちらの記事では、使い心地などもっと詳しくレビューしています!
ハワイの基準をクリアしている日焼け止め
ハワイでは2021年1月からオキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)が入った日焼け止めの販売・流通が禁止になりました。
実は使用することに制限はないのですが、現地ではオキシベンゾンとオクチノキサートを含まない、自然に優しい日焼け止めを使う流れになっているそうです。
ハワイで使える基準の日焼け止めは、人にとって使いやすさがさらにアップし、プチプラ価格で手に取りやすくなっています。
12.ALLIE クロノビューティージェルUV EX

| ALLIE クロノビューティジェルUV EX | |
|---|---|
| 定価(税込) | 2,310円(25.66円/1g) |
| 容量 | 90g |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | エチルヘキシルトリアゾン ドロメトリゾールトリシロキサン ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン |
| 紫外線散乱剤 | 酸化亜鉛 |
| 特徴 | 摩擦に強いフリクションプルーフ仕様 |
ALLIEといえば人気の焼けない日焼け止め。

アネッサとの人気2トップ日焼け止めではないでしょうか
そんなALLIEが環境にも配慮した日焼け止めとして、2022年に大幅リニューアル。
それまでドラッグストアで買える日焼け止めでサンゴにやさしいものは皆無だったので、まさかALLIEから出すなんて!とびっくりしたのを覚えています。
さらに感動したのは摩擦に強いフリクションプルーフという技術。
気づけばスマホやカバン、服に日焼け止めがついてしまって「あーぁ」って思った経験はありませんか?
それを軽減するのがフリクションプルーフです。
摩擦に強いということは、肌に日焼け止めが長くとどまるので効果が持続する=焼けにくさが継続するということ。
日焼け止めは塗り直しが必須ではありますが、知らないうちに摩擦で落ちていたり、持ちものが汚れてしまうことを防いでくれるのが嬉しい。

それでいて買いやすい金額だから技術力スゴい…
と、いいところばかり言いましたが、100%天然由来でできた日焼け止めとは違うため生分解性はないものと思います。
| イマイチなポイント | |
|---|---|
| 紫外線吸収剤を 使っている | ⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用 ここは個人の判断になりそう |
| 環境に優しいと言っても 化学成分は使っている | ⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用 ここは個人の判断になりそう |
問題となっている紫外線吸収剤は使っていないですが、その他の紫外線吸収剤は使っているのでノンケミカルではありません。

環境への優しさ度合いは完璧ではないので、シチュエーションによって使い分けたりしても良さそうです
さらに詳しいレビューは、こちらでも紹介しています。
13.ALLIE カラーチューニングUVシリーズ

| ALLIE カラーチューニングUVシリーズ | |
|---|---|
| 定価(税込) | 1,980円(49.5円/1g) |
| 容量 | 40g |
| SPF・PA | SPF50+ PA++++ |
| 紫外線吸収剤 | エチルヘキシルトリアゾン ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル |
| 紫外線散乱剤 | 酸化チタン、酸化亜鉛 |
| 特徴 | ファンデいらずで肌がきれいに見える |
“ノーファンデUV” とうたっている通り、これ1本で十分足りてしまう日焼け止めです。
パープル・サニーアプリコット・シアーベージュの3色あり、毛穴やくすみなどの悩みをしっかりカバーします。
01.パープル : くすみ、毛穴悩みに
02.サニーアプリコット : クマ、毛穴悩みに
03.シアーベージュ : 色ムラ、毛穴悩みに
色白さんはパープルを全顔に使うと真っ白でのっぺりになってしまうので、ポイント的に使うかファンデを重ねるとちょうどいいと思います。
また、3色を使った方法で、シアーベージュを全体に塗ってからパープルは鼻周辺、サニーアプリコットをクマ部分に使い、最後にパウダーで仕上げるとのっぺり感がなくなるので良かった!
迷ったらシアーベージュがおすすめ。いちばん使い勝手が良かったです。
| イマイチなポイント | |
|---|---|
| 紫外線吸収剤を 使っている | ⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用 ここは個人の判断になりそう |
| 環境に優しいと言っても 合成成分は使っている | ⇒ サンゴに影響あると言われている成分は不使用 ここは個人の判断になりそう |
こちらの記事で3色を比較してみたので、色選びの参考にしてくださいね。
その日焼け止め、海に優しくないかも?
日本で売られているほとんどの日焼け止めには、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)という紫外線から肌を守る成分が入っています。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはUVBを防ぐ効果があることや、化粧品の原料としても使いやすいという特徴もあり、現在では多岐にわたって使われています。
ところが、このメトキシケイヒ酸エチルヘキシルがサンゴの生態に影響を与えることがわかってきました。

海水浴で行く海にはサンゴはいないと思うけど・・・

サンゴの分布を見ると、関東近郊でもサンゴが生息しているのがわかるよ
下記の図は、日本のサンゴ礁・サンゴ群集の分布図です。
日本のサンゴの北限は佐渡島までとなっています。


身近なところにもいるんだね〜
たとえ海とは関係のないような場所で生活していても、自然はすべて繋がっている。
お風呂で日焼け止めを洗い流せば、汚水処理場で浄水されますが、すべては取り切れず川から海へ流れていきます。
人が使った水は、結局海へたどり着くようになっているのです。
なので私は、日焼け止めに限らず少しでも環境への負担が少ないものを選択していきたいと考えています。
また、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル以外にも、環境にとって負担になる成分・グレーゾーンな成分があります。
今問題がないと言われていても、将来問題が発覚する場合も。
普段何気なく使っているものが、実は環境に良くなかったということはよくあること。
いきなりすべてを変えるのは大変なので、まずは自分自身と関係が深いところから興味を持ってみてはいかがでしょうか。
サンゴに優しい日焼け止めを選ぶ3つのポイント

サンゴに優しい日焼け止めって、一体どう選べば安心かご存知でしょうか?

たくさんある日焼け止め。何がいいのか迷っちゃいますよね
また、自然環境への意識が向いてくると、サンゴだけでなく海洋生物、自然全体へも視点が広がっていくことでしょう。
サンゴに優しいだけでなく、自然全体にも優しい日焼け止めを選ぶ3つのポイントをご紹介します。

まずは絶対大事な①からチェックしてね!
①ノンケミカルやリーフセーフ表記があるものを使おう
まず第一に、下記のいずれかの表記がある日焼け止めを選びましょう。
この表記があれば、最低でもオキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)は使用していないことになります。
オキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)は、世界の日焼け止めルールに共通して禁止されている成分なので、まずは上記の表記があるかチェックしてくださいね。

この2つの成分はサンゴに害があるといわれています
②成分数が少ない or 成分がイメージできる日焼け止めが◎
私がおすすめしていることのひとつに、成分の合計数が少ないことがあります。
全成分の数が少ないシンプルな日焼け止めであったとしても、UVカットの効果は十分にありますので、シンプル=効果がないということはありません。
成分数が少ないことのメリットは、何が入っているか一目瞭然であること。
環境に良いのか?肌に安心して使えるのか?の判断が早いのです。
また、パッと見てイメージがつく成分が多いということは、使う側にとって安心感に繋がります。

合成成分の名前は、カタカナで呪文のように長いものが多いです

それを1つ1つ調べるのってほんとーに大変なこと!
今や化粧品開発者で知識がある人でも知らない成分があるくらい、化粧品に使われる成分は星の数ほどあると言われています。
自分の肌に何をつけているのか、把握できるものを選んでみましょう。
③さらに生分解性ならGOOD
生分解性とは、環境内で分解され自然に還ることをいいます。
たとえば天然由来成分と書いてあるから安心!と思うかもしれませんが、天然由来成分とは人の手によって化学的に処理された状態。
天然由来成分は環境下では分解されにくく、分解されにくいという点では化学成分と同じです。

同じと思いがちですが、
「天然成分」と「天然由来成分」は別もの
環境下で分解されにくいということは、今問題になっているマイクロプラスチックのように、いつか問題になるときがくるかもしれません。
生分解性を選ぶということは、ゴミを出さずに循環させるということ。
生分解性と記載があるもの、または天然成分だけでできたものを選んでみてくださいね。
さらにこだわるなら、オーガニックやRSPOもチェック
もっと自然と肌によいものを選ぶなら、ぜひオーガニック原料を使っている日焼け止めを選んでみましょう。
オーガニックは化学肥料や農薬を使わずに栽培しているので、植物本来のちからが宿っているといえます。
化学肥料や農薬を使っていないということは、それだけで自然に負担をかけていないということなんです。
また、パーム油に関するRSPO認証も自然に負担をかけないものの一つ。
パーム油は日焼け止めに限らず、あらゆる化粧品・洗剤・食品など、世界中で多岐にわたり使われており、世界一使われている植物油と言われています。
植物油といえばエコなイメージかもしれませんが、その生産過程で森林破壊や野生生物の減少、劣悪な労働環境など大きな問題に発展しています。
RSPOとは持続可能なパーム油が標準となるよう始まった世界的組織です。
RSOP認証マークや記載があるものを選ぶだけで、サスティナブルな選択をしていることになります。

オーガニックやRSPOのように、作られる過程でも環境に負担をかけない日焼け止めを見つけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。
サンゴに優しい日焼け止めのメリット
サンゴに優しい日焼け止めのメリットはこちら。
サンゴに優しいということは、もちろん海全体や地球全体にとって優しいということ。
それはつまり、自分自身にも優しいということに繋がります。
また、未来の地球のために何かしたいけど、何からしたらいいかわからないという人もいるのではないでしょうか?
あなたが自然に優しい日焼け止めを選ぶだけで、自然保護のためのアクションに参加しているということになります。

まずは自分の半径30cmからアクションしましょう

小さくてもできることからやりたいね♪
サンゴに優しい日焼け止めにデメリットはあるの?
もちろんデメリットもあります。私も実際に感じた、主なデメリットはこちら。
自然成分は安全・安心というイメージがありますが、自然成分でもアレルギーやかぶれを起こしてしまう原因になるものはたくさんあります。

精油が子どもや、肌が弱い人に刺激になる場合があります
また、成分にこだわったりオーガニック認証があるものだったり、良いものを突き詰めていくと決してお手頃価格とはいえない値段になっていくことも。
肌に合わないかもしれない、使用感を試してみたいという場合は、主にこちらの方法で解決できます。
- 小さいサイズやサンプルがあれば、まずは試してみること
- パッチテストを行うこと
- 場面によって日焼け止めを使い分ける
トライアルサイズを販売しているところもありますし、トライアルサイズがない場合は企業に問い合わせるとサンプルがもらえる場合があります。
また、自己責任にはなりますが、フリマサイトを見てみることもおすすめ。
少し使っただけのものや、新品同様の商品を安く試すことができます。

人が使ったものに抵抗がなければ

あとは、明らかな転売目的でなければ良いと思います
気になる日焼け止めを試してみたいというとき、運良くフリマサイトに売っていればラッキー!
ただし、購入時期や開封時期、保管方法などはチェック必須です。
新品ではないことを念頭にお試しくださいね。

フリマサイトでの購入は自己責任となります
厳しめに検討してください〜
世界で始まっている日焼け止めの法律

2023年2月現在、日焼け止めの成分や使用に関するルール、流通に規制がある国や地域がいくつかあります。

代表的なのはハワイやタイです
日焼け止めの法律がある国と地域は、こちらよりチェックしてください。
日焼け止めの法律があるのは、海がきれいなビーチリゾートや、海洋生物の宝庫である国や地域です。
そういった場所へは事前にルールをチェックし、海に優しい日焼け止めを持っていってくださいね。
日本にも沖縄や奄美諸島、小笠原諸島など世界に誇る海がたくさんありますが、日焼け止めに関する法律はありません。
ですが、海が好きなあなたには、どんな海で遊ぶとしても海に優しい日焼け止めを選んでほしいと思っています。

自然に還る “生分解性” の日焼け止めがおすすめです
自然や植物のちからが入った日焼け止めは、私たちに健康や美しさを与えるだけでなく使ったあとは自然に還っていくことができる。
それに気づくと、合成成分を使わなくても足りていると実感できます。
これからますます海への優しさをもった人が増えることを願っています。
補足:「海に優しい」と「人が使いやすい」は真逆?
お気づきの方もいるかもしれませんが、自然環境への優しさを突き詰めていくと人にとって使いにくい(不便である)ことが多くあります。
もちろん「海への優しさ」と「人が使いやすい」を両立しているものはありますが、まだ少ない印象ですよね。
日焼け止めでいえば、海への優しさを追求すると白浮きが目立ったり、ベタベタを強く感じたり、毎日使いたいとは思えないことがあるかもしれません。

便利な世の中になるのは良いことだと思いますし、今ある便利なものを否定するつもりもありません。
私自身も便利なものの恩恵を受けて、これまで生きてきました。
でもそれじゃあ、このまま自然が壊れていってもいいの?といったらそうではありません。
変えるとするなら、“美しさ”の価値観や、何に豊かさを見出すのか?ではないでしょうか。
ただし、無理やり方向転換しても、その価値観は長続きすることはありません。

長年の価値観を変えるって大変なこと
少しおおげさに感じるかもしれませんが、価値観を変えるということは人生観も変わります。
情報収集をしたり、イベントに参加してみたり、実際に体感することで徐々に価値観は変わっていきます。
自分に合った歩幅と方法で、自分も納得の環境を守る人生を始めてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】海にも人にも優しい日焼け止めを使おう!

- ノンケミカルやオーガニックの日焼け止めは焼ける
- 耐水性がないので海やプールでは使えない
- 顔が真っ白になって恥ずかしい
と思って、ノンケミカルの日焼け止めを選んでこなかった人も多いのではないでしょうか?
ですが昨今では、ノンケミカルやオーガニックの日焼け止めでも、紫外線から肌を守る・耐水性・使用感が向上してきました。
その背景には、日焼け止めに求める効果の多様化、世界の日焼け止め法律の制定、サスティナブル・エコツーリズムへの意識の高まりなどがあげられます。
この記事では13個のおすすめ日焼け止めをご紹介しました。
過去にノンケミカル日焼け止めを使って、イマイチだなと思ってそれっきりという人は、ぜひお試ししてみてください。
本来、自然に優しいということは人にも優しいということ。
従来の日焼け止めで肌荒れしてしまう人にも、海に優しい日焼け止めは試してみる価値があります。
この記事で気になった日焼け止めが見つかったら、ぜひ手にとってみてくださいね。















